FXトレーダーがほぼかかる恐ろしい病「ポジポジ病」を治す方法
FX経験者は、ほぼ例外なく全員がかかる恐ろしい病があります。
そうです。
「ポジポジ病」です。
説明は不要だとは思いますが、念の為、説明をすると病名通りポジらずにはいられない病気です。
とにかく常にポジっていないと不安で不安でしょうがなく、相場の状況に関係なくポジらないと居ても立っても居られないんです。
ある意味、麻薬みたいな中毒症状に近いのではないでしょうか。
かくいう私も過去にポジポジ病を発症した事があります。
無意味にポジりたくなるんですね、これが。
で、負ける要因の一つに、このポジポジ病があります。
無闇矢鱈にポジっていれば、そりゃ負けますよね。
そんな私がポジポジ病を治した経緯をお話ししてみたいと思います。
自問自答を始める
負けが込むうちに自然と考えるようになります。
「なんでこんなに負けるんだろう・・・」と。
この自問自答がポジポジ病完治には必要不可欠な治療薬なのです。
スロットも同じだと思います。
打ちたくて打ちたくて仕方ない時期というのがどうしてもあります。
とにかくスロットを打つ事が最優先事項になっている為に、台選びも適当で、なんなら空いている台があればとにかく座って打つくらいの勢いで打てればいいのです。
しかし、ある時ふと気がつきます。
「なんでこんなに負けているんだろう・・・」と。
本当にお馬鹿さんですよね。
そうして気がつきます。
「そうか、台選びや設定判別もしないで、北斗打ちたい。吉宗打ちたい。と打つ事ばかりに頭がいっているから負けるんだ。よく考えて見たら負けて当たり前じゃん。」
これが、ポジポジ病にも同じ事が言えるんですね。
「そうかポジる事に満足感を覚えて適当に取引していたけど、そんなやり方じゃ優位性のある取引もできないし、負けて当たり前じゃん。」
もちろん、勝てる事もあるでしょうが、最終的には負ける回数のほうが多くなるので、トータルで損失になってしまうのです。
これに気がついた時に、あなたは劇的に変わります。
少なくともアホみたいに常時ポジって満足感を得る代わりに、取引で負けまくって大事なお金がどんどんなくなっていくという事態は回避できるようになるでしょう。
つまり、自分自身の内面を見つめ直す以外にポジポジ病を治す手段はないのです。
FX取引は優位性を見つけるゲーム
個人的にFXは優位性を見つけて取引するゲームだと思っています。
満足感を得るために、無闇矢鱈にポジポジするのはナンセンスです。
皆、分かっちゃいるけどやめられない的な気持ちもあるのは重々承知ですが、そこは乗り越えなければなりません。
自分自身と向き合って、自分の得意とするスタイルを構築し、どういった相場の時に勝っているのかを分析して、優位性のあるチャートになった時だけ取引をしましょう。