イランがアメリカに対して報復措置するも相場は行って来いの展開
今日の東京外国為替市場の円相場は、1ドル=108円台前半での取引でした。
中東の地政学リスクにより、投資家のリスク回避姿勢が強まって、相対的に安全な通貨とされる円を買う動きが膨らみ、一時1ドル=107円60銭台まで円高・ドル安が進行しましたが、米国、イラン双方が戦争を望んでいないという姿勢を示したことにより、警戒感が後退しました。
行ってこいの展開でしたね。
イランがアメリカに対して報復措置を開始
米国防総省は7日、イラクにある米軍の駐留基地2か所が、イランから数十発の弾道ミサイルによる攻撃を受けたと発表しました。
この報復ですが、3日の朝になって米軍がイラクの国際空港に攻撃を加え、現地にいたイラン防衛部隊の司令官を殺害した事が引き金となっており、イラン国内で激しい反米感情を引き起こしました。
今後、中東でアメリカとアラブ諸国との緊張が高まる恐れがある事が懸念されていましたが、現実のものとなりました。
アメリカの軍事施設への攻撃で80人が死亡というようなニュースも流れています。
【報復】イランのミサイル攻撃「80人の米テロリストが死亡」と報道 イラン国営テレビhttps://t.co/IH7gIOYUQI
— ライブドアニュース (@livedoornews) 2020年1月8日
イラク国内の米関連施設に15発を発射。米軍のヘリと軍事施設が「激しく損傷した」と報じた。
8日の東京市場はどうだったかというと、前述した通り行って来いの展開でした。
結局、元のレベルに小戻しての推移となって意外な展開(暴落するかと思いました)ではありましたが、不吉な予感がします。
今後の展開次第ではアメリカとイランとの間で、大規模な軍事衝突が発生する可能性も否めません。
戦争にまで発展しないか心配です。
イランは戦争するつもりはないと言っているようですが、それであればミサイルを何故発射したんだと突っ込みを入れたくなります。
株、為替、ゴールド、世界情勢不安の影響で色々めちゃくちゃ pic.twitter.com/B44ql9duyn
— ビットコ君 (@urakasotabi) 2020年1月8日
日本への影響
日本への影響ですが、まず考えられるのが原油価格の高騰でしょう。
ガゾリンの高騰が家計を圧迫してしまいます。
決して人ごとではないという事です。
更には、原油価格が高騰すると、企業活動のコストも上昇する事になってしまうので、収益に悪影響が出る可能性だってあります。
そうすると、株主に対する配当にもマイナスの影響が生じることになるかもしれません。
もし、そんな事が起きたら私の株ブログで泣きの記事を書くかもしれません。
今後の動向から目が離せません。
私がメインで利用している海外FX業者iFOREX(アイフォレックス)では、経済情報の記事も掲載されているので、情報収集に使えますよ。
是非、利用してみてください。